鹿児島国体がコロナで延期・中止判断はいつ?eスポーツはどうなる!?

鹿児島国体が、どうやら年内の開催が難しいと判断されそうです!
2020年内の開催が困難であり、鹿児島県としては1年程度の延期を期待しているところです。

すでに、延期の意向は県知事から表明されていますが、1年以内に開催出来なかったら?
今度は、中止の判断をしなくてはならないかもしれません。

そして最近、国体の正式種目となった、eスポーツはどうなるのでしょうか!

さっそく調べてみました!

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三反園知事が国体延期を発表した?

鹿児島県の三反園訓(=みたぞの さとし)知事は、2020年6月11日の県議会本会議で初めて語りました。


それによりますと、第75回国民体育大会の年内開催を断念する意向であるということです!

※ 三反園訓 

鹿児島県指宿市出身。早稲田大学教育学部卒。1980年、テレビ朝日に入社し、政治部に配属された。
その後、テレビ朝日の解説委員に就任した。2016年に鹿児島県知事に初当選している。

三反園訓鹿児島県知事はどう動いているか?

三反園知事は、日本スポーツ協会の伊藤正敏会長やスポーツ庁の鈴木大地長官らと2020年5月に会談しています。
そこで、鹿児島県としては、開催中止ではなく、1年程度の延期を関係機関に希望しているようです。

現実的に、多くの競技の予選などが、中止や延期扱いとなっており、出場選手選出が困難な状況
2020年中の開催困難は必至であり、6月中に開催の可否の決断を迫られているところでした。

各競技団体が、各都道府県の代表選手を実質的に選出できないのでは、開催が困難であるわけですね^^
これは、コロナウイルスによるものですから、致し方ないものだといえるでしょう。

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国体の1年延期の何が問題かと言うと

三反園知事が、さらりと一年延期と言われたのですが、これは大変な意味合いが含まれています。
オリンピックとは違って、国体は毎年行われるのです。

1年延期となりますと、次開催県の立場はどうなるのでしょうか!
次の年に予定している件は、次の次の年に…

ということで、玉突き延期状態となりかねませんね。
次々年に開催を予定している県も、開催年を見据えて着々準備をしているところです。

ということで、鹿児島県1県が延期を表明するとなると、いろいろ波風が立つことに!
2020年の中止判断は6月中に、と鹿児島県が表明していたのです。
6月初旬と言われてきたのですがここにきて、とうとう発表されたという感じですね!

鹿児島県が中止判断をした場合はどうなるのか?

日本スポーツ協会は、鹿児島県に対していくつかの代替案を示しているようです。

① 開催都道府県が二巡(※)した直後 の2034年に鹿児島県が単独で開催してみてはどうか!
2023年開催予定の佐賀県や2026年開催予定の宮崎県などと『九州ブロック』で共同開催しては!
※ 国体は、全国の都道府県の回り持ちで開催されていますが、2033年に二巡めが終わります。

日本スポーツ協会の幹部の意見としては、
「国体は、オリンピックとは違って何年も先まで開催県が決まっており、簡単に順延が出来ない
1年延期してしまうと、来年度以降の開催自治体もすべて1年ずれていく可能性が高いですね。

ということで、上記の①、②などの案に落ち着いてほしい、と考えているようです。

ちなみに、2021年以降の国体開催地は、

2021年 第76回 三重県(決定)
2022年 第77回 栃木県(内定)
2023年 第78回 佐賀県(内定)
2024年 第79回 滋賀県(予定)
2025年 第80回 青森県(予定)

こう決まっており、鹿児島県が1年延期したからといって、受け入れられないわけですね。
鹿児島の1年延期に合わせたら毎年大変な目にあうわけです。

やはり上記の①、②に落ち着かざるを得ないのでは?ということでしょうね。

中止判断について”後続県”のいい分は?

直近でまともに影響を受けそうなのは三重県ということになります。
三重県の鈴木英敬知事は、文科省に対し、6月9日の会見にてこう説明しています。

すなわち、再来年以降に開催する、栃木・佐賀・滋賀の3県と共同すること。
大会の開催可否や代替案の検討について、各県の意見を尊重することが大切と述べています。
また、最も影響が少ない結論を導き出すよう、文科省に要望するとのことです!

国体のeスポーツも延期扱いか?

「ええっ?国体にeスポーツとかあるの?」と思った人もあるかもしれません。

実は、2019年の茨木国体から、国体の『文化プログラム』で実施されているのです!
昨年は茨城県で開催され、鹿児島で開催されたら2回目となるところだったのですね。


eスポーツ

コンピューターゲームの腕前を競う種目であり、オリンピックの正式種目になるのは必至と言われている。
2018年のアジア大会に日本選手が出場し『ウイニングイレブン2018』では優勝している。

オリンピック種目になりそうだ、となると国体の正式種目にしなくちゃ!ということで2019年より開催されてるのです。

鹿児島国体では、種目も増えて採用されています。

採用種目は

「eFootball ウイニングイレブン」 コナミデジタルエンタテインメント
「グランツーリスモSPORT」 ポリフォニー・デジタル
「ぷよぷよeスポーツ」 セガ
「eBASEBALL パワフルプロ野球2020」 コナミデジタルエンタテインメント
「パズドラ」 ガンホー・オンライン・エンターテイメント
「モンスターストライク」 ミクシィ

上記6種目(?)が採用されており、各県の代表者が出場する手はずだったのですね。

ただし、eSports の採用にはかねてから疑問が投げかけられており、簡単にクリアできるものではなさそうです^^

鹿児島国体 文化プログラムeスポーツ実行委員会の一つである、日本eスポーツ連合という団体があります。
ここが2020年5月15日に、コロナ問題を受けて開催を延期するとコメントしています!

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< コロナウイルスに関するスポーツ情報はこちら! >

まとめ

三反園訓 鹿児島県知事から、鹿児島国体の年内開催断念が、事実上発表されました。

  • その善後策について、続報が待たれます。
  • オリンピックと違い、国体は毎年開催されるので、延期は簡単ではありません。
  • eスポーツも延期されることが発表されています。

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