日本人のボクサーは軽量クラスでしか通用しない、と長く信じられてきました。
しかし、近年ミドル級は躍進が続きまして、過去の常識が覆されつつあります。
その一人が森脇唯人選手となります。
森脇唯人選手のwiki風のプロフィール、戦績や経歴をまとめました!
そして、気になる出身高校や大学について、また卒業後の所属先について書きました!
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Contents
日本人とミドル級については…
少し前なら竹原慎二選手が日本人で初のミドル級チャンピオンであり、1995年当時は「この後、次のチャンピオンが出るには30年とか50年とかかかる!」
そんなことを言われていたのですね。
しかし、村田諒太選手がロンドンオリンピックで金メダリストに輝き、余勢を駆って、2017年にWBA世界ミドル級のタイトルを獲得します。
村田諒太、初防衛に成功!バトラーに5回TKO勝ちhttps://t.co/sJlyw1hA9x #村田諒太 #ボクシング pic.twitter.com/SwwttmY5Bi
— サンスポコム (@SANSPOCOM) December 23, 2019
(村田選手は、一度は防衛に失敗しますが、チャンピオンに返り咲きました)
日本人でも、ミドル級で通用する、従来の評判は単なるジンクスに過ぎなかった、という空気が出来つつあります。
そして、東京オリンピック代表候補にミドル級で内定したのが森脇唯人(=読み方は『もりわきゆいと』)選手ですね。
日本人は、縁遠いと思われていた重量クラスで活躍することができるか期待が寄せられても無理はありません^^。
森脇唯人選手のwiki風プロフをまとめてみた
入江聖奈が五輪王手、森脇唯人は2回戦進出 東京五輪予選 堤駿斗&田中亮明は初戦敗退 https://t.co/6shJnfJBpV pic.twitter.com/irKBZXhFNb
— ボクシングビート (@beat_macc) March 5, 2020
森脇唯人のwiki風プロフィールはこちら!
森脇唯人 | もりわきゆいと |
出身地 | 東京都 |
身長 | 188㎝ |
体重クラス | 75㎏級 |
出身高校 | 駿台学園高校(東京都北区) |
出身大学 | 法政大学 |
所属先 | 自衛隊 |
森脇唯人選手の驚きの経歴は!
森脇唯人選手は、日本人の苦手としてきたミドル級であることは既に書きました。
ミドル級で期待されている理由があって、森脇選手はなんと188㎝の長身であるということです ^^。
日本人としては、ちょっと身体的に大きいクラスになり
やはり日本人の平均的な体格を考えると選手層が薄いのだと思います。
その上、欧米の出身者がこの階級に適した骨格と身長を持つため、海外の選手層が極めて厚い!
これが日本人には絶対不可能と言われる階級だったゆえんだと思います。
ところが、森脇選手は日本人離れした身体条件が備わっていますので、従来 難しいとされていたところがクリアされている可能性がありますね!
そして、森脇選手にもう一つ、期待できる条件があります。
森脇選手は中学校まで、極真空手の選手だったのです!
格闘技の基本が、この時期に培われていると考えてよいでしょう。
森脇選手は高校時代からボクシングに取り組む
森脇唯人選手ですが、駿台学園高校に入ったころより、本格的にボクシングに取り組みます。
ワールドスポーツジム(東京都足立区竹の塚にあるボクシングジム)で腕を磨きます。
ワールドスポーツジムの齊田竜也会長は元アマチュアボクサーで駿台学園高校から法政大学で活躍されました。
日本スーパーウェルター級王座決定戦で、斉藤幸伸丸(輪島功一スポーツ)のスピードと技術を、井上岳志(ワールドスポーツ)が左ボディとパワーで削って7回1分10秒TKO勝ち。駿台学園&法政大学の先輩・齊田竜也会長もホクホク顔❗
「お互いに効かせられる距離で勝てる選手になりたい」(井上) pic.twitter.com/D9BAiHb3OE— ボクシング・マガジン(毎月15日発売❗) (@boxing_magazine) April 25, 2017
要するに!
森脇唯人選手は齊田会長と同じ高校 ⇒ 大学の経歴ということになります。
齊田会長は’93に国体のライトフライ級で優勝。翌’94年には、アマチュアタイトル二冠に輝きます。
29歳にして、ワールドスポーツジムを立ち上げ、世界クラスの選手育成に尽力されているようですね。
森脇唯人選手もワールドスポーツジム出身のボクサーとして期待の一人になりそうです^^
森脇唯人の競技歴を振り返る
森脇選手は小学5年生から中3まで、空手少年として極真空手に取り組みます。
しかし、空手は『寸止め』が原則で、相手を殴ると反則を取られてしまうため、ボクシングに転向しました。
東京都内で、ボクシングの強豪だった駿台学園高校に入学します。
駿台学園高校 ⇔ 法政大学はパイプが太く、
駿台学園ボクシング部の監督が法大のOBで、法大の頴川徳夫監督が駿台学園のOBだったのです。
ということで、森脇選手もおそらく何の躊躇もなく、法大に進学したと思われます。
森脇唯人の主な戦績は?
高校時代は、高校総体のミドル級で3位になります。
高校時代までは、打ち合って倒すファイタースタイルだったのですが、大学では足を使うきれいなボクシングを目指します。
大学に入って国際大会に出場するにつれ「距離感がとても大切ということに気が付いた」といいます。
2017年から全日本選手権を3連覇しています。
【“末広がり”のスター候補】
75㌔級優勝#森脇唯人(23)
駿台学園高→法大→自衛隊
東京五輪へ一歩前進
188㌢の長身中学までは極真空手
高校時代からプロのワールドスポーツジムでも練習誕生日は「平成8年8月8日」
しかも「東京五輪のミドル級決勝が8月8日なんです」
さわやかな笑顔でにっこり pic.twitter.com/DNNJagmnzF— 伊藤雅哉 Masaya ITO (@masayaito_box) November 24, 2019
日本人では厳しいといわれるこのクラスで層の厚いヨーロッパ勢にどこまで通用するか、期待が膨らみますね。
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まとめ
- 森脇唯人選手のプロフィールについてまとめました。
- 出身高校は、駿台学園高校出身大学は法政大学
その後自衛隊に進んでいます。 - 中学校までの極真空手経験を経て、
高校からボクシングに転向し、
ミドル級の期待の星となっています。 - 国際経験も積んできており、この先
大いに期待できる
タフなボクサーですね^^。
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